20130605〜0609 インドの田舎

20130605
1ルピー=1.7円
 
朝7時に起き、朝ご飯を食べにぶらつく。チャイ屋がそこら中で営業している。
昨日美味しいと教えてもらったレストランに行く。揚げパン4つとベジタブルカレーとチャイで30ルピー。
揚げパンは中がスカスカだが、カレースパイスが入っていてこれだけでもうまい。ベジタブルカレーはじゃがいもしか入っていなかった。
路地の露店チャイ屋でビッグチャイ6ルピー。冷たくなく熱い。
普通のチャイは、量も少なく二口くらいで飲み干せる。一杯4ルピーくらいで飲めるが、ペットボトル一本分にしたらかなり高い。ビッグチャイでさえ、それほど多くない。
チャイを飲みながら、シャムとプロディと知合いになる。
その後周辺の安宿を教えてもらい、写真を撮り情報を仕入れる。
宿に戻り汗を洗い流してから、再び出るとシャムが待っていた。ラビィというコルカタ在住の人を紹介してもらう。
ラビィとシャムは、ガヤという村の同郷で友だちということだ。27歳で、今は夏休みだった。ガンジス川にみんなで向かう。サダルストリートから30分ほどで着く。日中は暑いので、日陰などに入って歩かないとすぐにバテる。
ガンジス川はバラナシほど沐浴などに使われていないので、綺麗なものだった。
タクシーでサダルストリートに戻る12ルピー。
ラッシー屋に入ってラッシーを飲む。初めてだったが、砂糖や乳脂肪の塊があり、飲みごこちは滑らかでなく思ったよりは美味しくない。量も少ないのがネックだ。日本人が少ないと感じるなので、欧米人には非常に不満足かと思う。
名前の分からないインド人が話しかけてきて、インド博物館を紹介される。謎のインド人にガヤ行きのチケットも頼む。無事にできる
150ルピーを払い、インド博物館を見る。
その後、ラビィとランチにビリヤニを食べに行く。お金を払っていないため、値段不明。
唯一WiFiが使えると思われるJOJOレストランに行き、ネットをする。インドの安宿はWiFiがほぼ使えないことを学んだ。
 
夕方からカシミアを見に行く。手織りで本物との話だったが、インド人が値切って350US$だった。高すぎる。買ってないが、そのインド人は買っていた。びっくりした。特別な日だけに使い、何年も使うのだそうだ。そのインド人はIBM Japanに勤めていて、お金は持っていた。値段を聞いて、どんなにマケても一万円以上だから買わなかった。
その後ホテルに行き、旅支度をしてハウラー駅に向かう。
 
20時35分発、時間通り。
エアコン三等1000ルピー、元値927ルピー、70くらいは手数料
三列ベッドと二列ベッドがある、三列ベッドだったので、上下幅が狭かった。エアコン車でないと暑過ぎる気がする。エアコンでファンも回っているが、暑い。ファンのみに乗ってないから分からないが。
動き出して30分ほどで切符チェックにくる。1分しっかりチェックするので不正は出来ない。
枕の匂いが、古い布団の匂いだ。周りのインド人は大音量で音楽を聞いて隣の奴が怒って喧嘩になったり、カレー弁当食べていたり何か金属をカチカチ鳴らしていたり、自由過ぎる。街もカオスだが、列車内も街と同様にカオスだ。一日経ち、慣れてはきたが新しい混沌に驚きの連続になることは請け合いである。
鉄道員が消臭剤を蒔きにきた。逆におかしな匂いが加速する。
 
 
20130606
1ルピー=1.7円
 
朝4時55分にパタンダールに着く。ガヤ(ブッダが悟りを開いた観光地)まで80キロ離れた田舎だ。
 
何もしない一日、ラビィの村をぶらつく。
カースト制度の悲劇を聞く。昔は登れた塔が今は立ち入り禁止になっている。カースト制度で結婚できなかった二人が飛び降りてしまったからだという。
朝にパタンカーンに会う。彼は千葉の船橋でレザーを売るビジネスをしている。
田んぼに行って、パムジュース飲み、酔う。昼前に酒を飲む習慣らしい。
たくさんご飯を食べる。
ラビィの家で寝る。
 
 
20130607
1ルピー=1.7円
 
パタンカーンに紹介されたバイクを借りる。
19万ルピーをカードで決済しようとするが、無理。10万ルピーで決済される。
 
バイクで山の上の寺に行く。
夕方からパタンカーンの家に行く。深い井戸で遊ぶ。
牛肉をご馳走になる。夜にパタンカーンの家で寝る。
 
怖い話を聞く。
警察を殺し、電車轢殺に見せかけるという手法。田舎は無法地帯だ。
ボシャがこの辺のボスらしい。
 
 
20130608
1ルピー=1.7円
 
朝起きて、朝ご飯を食べる。パタンカーンの家はこのへんでは富豪。チャーハンに牛肉、豪華だ。
 
初の水だけのトイレに挑戦する。左手を使ってやる。中々勇気が必要だったが、一回やると何か達成したような気持ちになる。
 
その後、パムというヤシの実に似たフルーツを取っている場所に行く。子どもと青年が喚きながら、高い木に登り、実を取っている。
実をもらう。
ヤシの実のようなものかと思っていたら、中身はナタデココのような果肉と甘い汁があった。しかし、量が少ない。大きい実でも、すぐになくなってしまう。
 
ラビィがパタンカーンの家に迎えにきてくれた。ラビィの家に戻る。
 
夕方から、ガンガー(ガンジス河をインド人はこう呼ぶ)に行く。映画の撮影にも使われる有名な場所らしいが、乾季で水が少ないため、見劣りする。
後は寝て食べてただけだ。
 
気温が40度を越している。風も吹かないし、雨もないし、水道もない。電気は1日に1時間来る時と来ない時がある。
 
体がばててしまった。
しかし、お腹は壊していない。現地人と同じご飯を食べている。
多くの人からお腹を壊した話を聞き、心配していたが何もない。東南アジアで免疫が出来ているのかもしれない。
 
 
20130609
1ルピー=1.7円
 
朝起きて、ラビィが電車のチケットを買いに行ってくれた。
3200ルピーを渡す。
レナが今日は結婚式で昼から100キロ離れたところに行く。
昼から、バイクで1時間のところの街に行く。ATMで5000ルピーを下ろす。
夕方から激しい雨でどこにもいけない。本当は綺麗なお寺に行く予定だった。残念だ。

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