2013年7月24日(水)
1ユーロ131円
コス島の周辺情報をページ下部に記載
朝7時に起きて、朝食。いつものトルコの朝食だ。どこの宿も同じメニューだ。トマト、きゅうり、チーズなど。外人が日本式の朝食にすぐに飽きてしまう気持ちがわかる気がする。私は今、トルコ式の朝食に飽きている。
↑並べ方が違うだけで、食材はいつも同じ。
8時半に宿を出て、フェリー乗り場に向かう。トルコの出国審査もあるので早目に出た。
↑チケットでもらうもの。国境を渡る船らしい。
↑出港間際。海はおだやかだ。
↑コス島行きの船。
乗り場に着き、出国審査を経て、フェリーに乗ったのが、9時15分だった。
予定通り9時半に出航。
10時45分にコス島に到着。豪華客船が同じ港に泊まっている。大きい。これほどまでに大きいのか。
10時45分にコス島に到着。豪華客船が同じ港に泊まっている。大きい。これほどまでに大きいのか。
↑いつかは乗りたい豪華客船。
11時すぎに入国審査を終えて、ブルースターフェリーのチケットオフィスに向かう、10分ほど歩く。サントリーニ島までは34.5ユーロ、クレジットカード払いはできなかった。19時30分に出航する。
↑フェリー乗り場にはいくつかのチケット売り場があるが、ここにサントリーニ島行きのチケットは売っていない。
↑サントリーニ島行きのチケット。34.5ユーロもする。
↑真ん中に写っているのが、チケット売り場。
チケットを買ったので、町をぶらつく。ボドルムと同じく、たくさんの土産物屋と古城がある。他にもローマ時代の遺跡とモスクがある。街並みは石垣島の町に似て、屋根のないコンクリートの平屋形式が多い。
スーパーに入ったが、缶コーラが0.9ユーロ117円もする。マクドナルドのセットが6.5ユーロ850円もする。レストランは一皿15ユーロが当たり前である。
高いだろうとは思っていたが、予想以上だ。1ユーロ130円はかなり厳しい。外食をすると、お金がいくらあっても足りないと聞いていたが確かにそうだ。満足に食べようものなら一食で4000円くらいになってしまう。
↑遺跡群が街中にある。
↑客船を望む。暇なので、客船ばかり観ていた。
↑客船の窓を数えたり、長さを推定したりして時間を潰す。
昼食にマクドナルドを選ぶ。レストランでは高すぎて食べられない。ギリシャマックセット6.5ユーロを頼む。ピタパンにハンバーグ二枚とレタス、トマトが入ったものだ。
一日5000円以内で、月に15万円かかる。宿代だけで4000円近くかかる時もあり、残りは1000円。一食ご飯を食べられるだけだ。本格的な節約の時期が到来を告げた。
↑よく見ると、マクドナルドのマークが緑色。
↑これで850円。高い。
遺跡に入り、木陰で休む。日差しが強く、昼間に歩き回っていると体力が削られて行く。あと5時間は時間が余っている。何処かにいくには短く、何もしないでいるには長い。
浜辺で船を見て、ベンチで寝て、浜辺で船を眺めると5時間が過ぎた。
人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢まぼろしの如くなり
時に、この詩が浮かぶ。
GOODYSというファーストフードがあったので、ここで夕飯を食べるハンバーガーセット5.5ユーロ。
ギリシャだけのチェーン店だろうか。ハンバーグはマクドナルドよりも美味しい。コーラがマクドナルドよりも小さい。
↑ハンバーガーは美味しい。
19時20分になり、港に行く。大型の船で、ブルースターフェリーと書いてある。それに乗る。船内は椅子しかない。横になって寝るスペースが皆無だ。
日本の船をイメージしていたので、寝るスペースくらいあるだろうと思っていたが、ない。仕方なく椅子で寝るが寝れない。船内はどこも明るく電気が煌煌とついているため、明る過ぎて寝れない。船で疲れを癒そうと考えていたが浅はかだった。サントリーニからアテネに行く時は、寝れるように配慮したいと思う。
↑豪華客船を見た後だと小さく感じる。
↑船内は広いが、寝床がない。なんという使えなさだと憤る。
↑夜は寒くなる外。
船がエンジンでガタガタ振動している。鼓動のようだ。生物的な感じがする。大きな胎内にいるような。船の揺れはないので、船酔いに弱い人も安心だと思う。
深夜1時すぎにサントリーニ島の港に着く。そこからバスに乗り、中心の町フィラに行く2.8ユーロ。
バスターミナルで野宿するが、乾燥した冷たい風が吹き荒ぶ。心頭滅却で耐える。
コス島周辺情報 2013年7月時点
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