2013年11月14日(木)
10ペソ=76円
朝ごはんを食べる。
二日連続の雨は初めてだ。リゾートにいるのに、ダラダラと長い雨なのでスッキリしない。
↑ハッピーケーキという店名。
散歩を終えて、宿に戻り、なんとなくAppstoreのランキングを見て、無料ゲームをダウンロードした。クラッシュオブクランというゲームだ。ソフトバンクが最近買収したスーパーセルという会社の主力タイトルである。
ライト層を捉えたソーシャルゲームが、かなりコア向けのゲームに変貌を遂げつつあるが、これもその一環だろうか。様々なブログで今後のソーシャルゲーム業界を論じている。
私は、高校生以降になってからコンシューマーと呼ばれた据え置き機のゲーム、およびソーシャルゲームにのめり込むことはなかった。PS2や3、nintendoDSや3DSを所持はしているが流行を知るためだけで、ゲームを開始しても10時間と継続してやることはなかった。
どうしても時間の無駄と感じてしまう。しかしながら、ネットサーフィンはかなりの時間を費やしていた。これも似たような無為の時間なのだが、ゲームよりも受動的に、テレビよりも能動的に時間を潰せることがやめられない理由の一つだ。
飽き症なので、一つの事象に数時間でも縛られ続けることに耐えられないのだろう。
クラッシュオブクランをやってみるが、まず始めのロード時間が長すぎて、2回諦めてしまった。海外のWiFi回線で数メガバイトをダウンロードするのは容易ではない。結局、本格的にゲームを開始する前に諦めてしまった。
私のような面倒で結局やらないという人というのも大きな母集団であり何千万人クラスの層となっていると思う。ネットサーフィンが今のところ一番の暇つぶしメディアだ。これに取って代わるメディアが生きているうちに出現するだろうか。
リアル体験をするほど長時間は使えず、でもできるだけリアル体験に近い、それでいて手間もコストも1ヶ月数千円で済んでしまうようなメディアができれば、テレビよりもゲームよりもネットよりもそれに時間を費やすことになるだろう。
マトリックスのような、攻殻機動隊のような、電子世界に意識ごと没入する世界が、たぶん生きているうちに出会える究極の暇つぶしメディアだろう。まだ何十年と先のことだろうが、そういった技術の芽をニュースで見かけるようになってきたのは嬉しいことだ。
16時になり、また雨が降ってきた。夕飯を食べに行くことが億劫になる。
徒歩3分で中華屋があるので、そこで夕飯を食べることにしたい。同室のフランス人がよくいうが、周辺の中華屋は塩気が強い。
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