これは、買ってしまう。
しかも、5,980円。
ソフトも、30本入っている!
11月10日に発売ということで、待ち遠しい。
ファミコンが、手のひらサイズで”再”登場! | トピックス|Nintendo - 任天堂ホームページ |
1980年代に生まれて、気づくと近所の家にファミコンで遊びたくて通っていた。
結局、ファミコンはバブル崩壊によって破産に追い込まれた家庭から、譲り受けた。
私にとって、ファミコンとは、なにか重い過去を持つハードで、遊んでいるときにもなにか意味ありげな思慮を誘ってくるハードだった。
譲り受けたときに、すでに世はスーパーファミコンの時代で、ファミコンというハードに見向きもされない時代となっていた。
しかし、そんな時代だからこそ友達から100本以上を超えるファミコンソフトを借りることができ、ファミコンで時間を大いに使うファミコン全盛期を迎えていた。
周りより5年は遅れをとっている。
小学校5年生のころだ。
親からは、壊れたブラウン管テレビをゲーム用として供給された。
画面が赤いのだ。
これが幾つかの弊害をもたらしていたことが懐かしい。
RPGで言うと、毒などのステータス以上が色でわかったりするが、このテレビだとよくわからない。
シューティングやアクションだと、樹木や町などが赤い。
行けるのか、行けないのか、入ると死んだりするのか、みたいな正常だと問題ないようなことを気にしながらゲームをする。
友達とこのテレビでゲームをしていると、目が疲れるなどと言われ、小学生ながらにも、嘆息し、この環境を前提として、最善を考える思考になぜならないのかと、常に前向きに人間は生きるべきではないのかと、似たようなことを『道はひらく』で松下幸之助も書いていると思っていた。
登録されているソフトの私的評価
小学生時代の記憶から辿った私的評価を考えた。
リストの下に行くほど、発売日が新しいので、やはり後半は面白いゲームが多いなという印象だった。
前半ほどファミコンゲーム開発の黎明期であり、困難さを極めていたり、単純すぎてすぐにクリアできてしまうものだった。
テンション上がっているのは、ファミコン世代だけで、今の10~20代は興味もないよね。
聞いてみたいな、ファミコンのこと。
長時間拘束に耐えられない
多くの時間を取られる「何か」にもはや耐えられない。
ソーシャルゲームや読書は、スキマ時間に楽しむものになっていて、がっつりと何かに向き合って、時間を使うことがもう何年もできていない。
ゲームは特にそうで、現代ゲームは100時間以上の拘束をほぼ前提としているように思う。
ファミコンは違った。
けれども、もはやファミコンですら、その拘束時間が気になってしまう私になってしまった。
ゲームは飽きてしまうけれど、仕事はまったく飽きない。
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