普段、松屋ばかりを食べている私の舌を基準に、値段も安く量もあり、美味しいと思ったものはたったひとつだった。
その栄えある食べ物とは
この世界には何千万という食料品があり、その中から逸品を選んだ。
それは、「メルヘン」という店のサンドイッチだ。
はてブに貼り付けても、サムネイルすら出てこないとても素朴なサイトだった。
このご時世にサイトにまったくお金をかけていない。
それが良い！
サイトとかではなくて、口コミで美味しさが広がってみんなが買っているように思う。
一度食べたら、虜になってしまうサンドイッチ
基本的にはなにを食べても美味しいが、３０種類くらいが店頭に並んでおり、迷ってしまう。
フルーツ系を選ぶ場合は、酸味があるフルーツのサンドイッチが良い。
なぜならクリームが甘めのため、酸味で程よくなるためだ。
今回、柿のサンドイッチを買ってみたのだが、柿の甘みがクリームの甘みに負けてしまっており、うまく調和しているとは言い難かった。しかし、十分には美味しい。
酸味あるフルーツのサンドイッチは、もっともっと美味しい。
具に妥協がない
今回かったサンドイッチは、４つで、1,300円ほどだった。
だいたい1つあたり、300～350円で売られているサンドイッチだ。
この価格の安さに注目して欲しい。
コンビニのサンドイッチくらいの価格帯で、その具は新鮮そのもので、こだわりのある美味しいフルーツや食材がサンドされているのである。
例として、チキンカツ卵サンドとマンゴーサンドイッチを上げる。
具が大きく、パンパンに詰められているのがわかると思う。
また、コンビニでよくある見える所だけ具が一杯で、後ろのほうはスカスカでなにもないということがない。
メルヘンのサンドイッチをめくると、ほとんどマンゴーの身が後ろまで入っていることがわかる。
この品質で、コンビニと値段が変わらないということに驚愕した。
コンビニがぼったくりすぎているのか、メルヘンがギリギリで商品を作っているのか。
どれが一番美味しいサンドイッチか
メルヘンには100種類ほどのサンドイッチがあるとのことだ。
７割くらいでフルーツ系のサンドイッチがあり、残りがとんかつやチキンカツなどのおかずを挟んだサンドイッチだ。
１０種類しかまだ食べてないが、やはり一番はブルーベリージャムのサンドイッチだと思う。
ブルーベリーの酸味とクリームが、絶妙にマッチしている。
甘いサンドイッチを食べたあとはくどかったり、気持ち悪くなったりするが、そんなことは一切ない。
美味しく食べて、お茶を飲むと、世界一の幸せな気分になれる。
およそ300円で、幸せになれるのなら、生まれてきた意味を鋭敏に感じ取れるかもしれない。
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