2013年7月19日(金)
1リラ=51円
ページ下部にギョレメからデュリンユクまでの道のりを記載
朝8時に起きて、朝ごはん。今日はスイカがあったので、たくさん食べてしまった。
地元民に岩の城と呼ばれるウチヒサルに行こうとするが、宿のオーナーが今日は雨だという。ところが、どんどん雲がなくなり晴れて行く。結局雨は降らなかった。
チェックアウトし、荷物をホテルに置いて、125ccのバイクを借りに行く。バスターミナル周辺にレンタルバイク屋は5つほどあり、まけてもらって最安がSILK ROADで12時間40リラだった。アジアと違って、ガソリンは満タンで返さなければならない。
↑バスターミナルの道路を挟んだ向かい側にある。
↑年季が入っている。
ウチヒサルと最大の地下都市デュリンヨクに行く。まずはデュリンヨクに行くが、35キロの道のりで道に迷ったため2時間もかかってしまった。またフルスロットルで50キロしか出ないバイクで、上り坂になると20キロも出なかった。
風が気持ちよく、景色も肥沃な大地に黄金色の畑が並ぶ場所で、田舎道を延々と走って行く。バスやツアーを使った方が安くつくが、あえてバイクを選んだのはこの感覚が好きなためだ。
↑畑の中を走っていく。
↑作物はあまり育てていなかった。
↑パノラマ写真で周囲の景色を撮る。
↑この山が見えてきたら、目的のデュリンヨクは近い。
13時にデュリンヨク地下都市に着く。ガソリンスタンドが左に見えてきて、その後、街中に入っていく。
↑左にガソリンスタンドが見える。
↑街中にはレストランや商店が並ぶ。
↑デュリンヨク地下都市の入り口。右側にある建物がチケット売り場。
最も深く最も広い地下都市で15リラで入ることができる。
↑チケット。
↑地下都市の入場口。
矢印に沿って地下におりて行くが、中の構造は昨日の地下都市のほうが複雑だったが、部屋や廊下の広さは圧倒的にデュリンヨクが広い。
長い階段を下りて行くと最深部に大きな祭壇らしきものとお墓があった。ガイドがいないので意味がわからないが、上部は生活の場所で下部は儀式の場所のように感じた。
20分ほどで早足ですべて見て回り、出る。地下都市はなんだか息苦しく感じる。多くの生死が地下であまりにも繰り返されたからかもしれない。
↑ガイドの説明がないと、どのような意味と機能を持った部屋なのかわからない。
↑空気穴。これがないと洞窟内の酸素が循環しないので、人が住むことができない。
昼ごはんを食べにデュリンヨクの街をぶらつく。ラマダンなので誰も飲食していない。サンドイッチ3リラとペプシ1.5リラを買って食べる。
↑サンドイッチはいつも美味しい。
ガソリンを1リットル補給する。ガソリンがかなり高い5リラ(約250円)もする。日本の二倍くらい。
帰りは迷わなかったので、1時間でウチヒサルに着く。ここは岩の城と呼ばれる場所で、近くで見るとその感を強くする。
5リラを払い入場し、城の頂上を目指す。5分ほどで登れるが、急なので息が上がるかもしれない。
頂上の景色は絶景だった。いままで見てきた観光場所の位置関係が一気に把握できた。惜しむらくは、夕日や朝日をここで見れなかったことだ。恐らく、さらなる絶景が待っているはずだ。
帰り道、エジプトのダハブで一緒になった韓国人と再会し、情報を交換する。思いも寄らない場所とタイミングで、再会することはよくある。
↑ギョレメが真ん中に見える。
↑ウチヒサルの下にある町。
↑頂上で撮ったパノラマ。
その後、宿に戻りソファを借りて寝る。18時に起きて、バイクを返しに行くがギョレメにはガソリンスタンドがないため、4キロ離れた街までガソリンを補給し、バイクを返す。19時発のバスに乗るために、レンタルバイク屋の目の前にあるバスターミナルに向かう。
19時発がラマダンという理由で、20時発になり、さらにバス運転手とバスチケット販売員(かなり態度が悪い、もしツアーに含まれていなかったら絶対にこの会社では買わない)の喧嘩が何故かはじまり、ダブルブッキングが多発して乗客も怒り、カオスになる。発車したのは21時半だった。ゴタゴタしているので夕飯に行く。カフェでサンドイッチ7リラを買い、売店でオレンジジュース1.5リラを買う。
↑カフェで働いていた少年。といってもただ立っているだけ。父親が全てをこなしている。
↑ハンバーグサンド。実においしい。
他のバス会社がパムッカレに向かって行く中、NEVSHIL社(ネブシュヒル)のバスはかなり遅れた。たまたまなのかもしれないが、値段も変わらないので他のバス会社(METROが最も良い評価)をお勧めする。他の方も書いていたが、このバス会社は最悪だ。
↑揉め事が起きている時の写真。
『深夜特急』にもあったが、トルコのバスはサービスがいい。30年前から、コーヒーやジュースを車内で提供している。同じようにいまは少し進化したのか、アイスと菓子パンが提供され、その後にコーヒーか紅茶かペプシを飲むことができた。寝る前に甘いものやカフェインを取りたくないので貰わなかったが、他の乗客はもらっていた。このサービスは楽しみにしていたが、想像以上だった。
パムッカレに到着するまで、2度のトイレ休憩があったが、そのまま寝ていた。
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