2013年5月28日(火)
マハディは36歳のマレー人で、銀行員で投資業務をしている。安宿から徒歩20分の実家に住んでいる。何故ここに泊まっているのかと聞くと、旅が好きで旅の気分を味わうために泊まると言っていた。
仕事の話、友だちの話、旅の話などたくさんの話をしてくれる。そして、夢を語ってくれた。来年ホーチミンに住む彼女と結婚し、安宿を設立し経営するということだ。ペナン、クアラルンプール、ジョホールバルに安宿を作り、旅人の話を聞いて過ごしたいと語ってくれた。
柔和な笑顔の彼は、彼の夢を成功させるだろうと思う。次に来た時には君の宿に寄るよと言って別れを告げた。
11時発のバスに5番ゲートから乗る。
バスは18席で満席ではなかった。このため、隣のシートに荷物を置くことができた。
↑5番ゲート。カウンターには孤独な青年が一人、チケット確認を待っている。
↑バスの中。1列3席のため非常に広い。
↑バスの外観。大きな荷物は外に入れる。
↑シートは大きく足を伸ばす余裕が十分にある。寝やすいシートだ。
昼2時になり、昼食となりサービスエリアで1時間ほどの休憩。
中にはフードコートがあり麺類やインド系料理などを食べられる。私はお金があまりなかったので、カレーパン3リンギット、仙草水3リンギットを買う。
↑パンと仙草水。仙草水は淡い甘さとゼリーの食感を楽しめる飲み物だ。台湾などでもお馴染みの飲み物である。
↑カレーパンはじゃがいもが大きく、カレーも濃く美味しかった。
↑サービスエリアに停車するバス。フードコート外観。
↑真ん中に映るのが、マレーシアの出入国センター。
↑バスを降りて出国審査をし、再びバスに乗る。
↑マレーシアとシンガポールを結ぶ橋。
シンガポール側の出入国センターにつく。マレーシアの施設と比べるとあまり綺麗ではなかった。
↑バスを降り入国カードを書いて、入国審査をし、手荷物検査をしたのち、再びバスに乗る。
無事に入国し風景を眺める。香港のように密集したビル群が乱立していると考えていたが、まったくそのようなことはなく、ゆったりとした街並みであった。
バスがビーチロードに到着する。
特に調べているわけではないので、バスの到着地がどこかいつもわからず困る。しばらく周りを歩き、地図を発見した。チャイナタウンまで3キロほどとわかったので、徒歩で行くことにする。荷物は10キログラム未満のためそれほど重くは感じない。
荷物は軽いほうが、宿探しや徒歩移動時の体力消耗が少ない。荷物の選定が一番旅をする上で悩む所ではある。
↑ビーチロード。周りは特に何もなく、なぜここで降ろされるのか納得出来ない。もっと便利な場所があるが、至極不便な場所に降ろされる。
3キロの道のりで気に入った風景を上げる。コメントはしないが、マレーシア・ペナン島ジョージタウンやラオス・ルアンパバンの街並みで感じた風情のある街並がここにもあった。
チャイナタウンに到着し、目当ての宿を見つけた。8人部屋30シンガポールドルの部屋に決める。部屋は空いていた。
Beary Best Hostel(ページ下部に地図記載)
ドミトリー6人部屋33シンガポールドル、8人部屋30シンガポールドル、9人部屋28シンガポールドル、バス・トイレ共同、ホットシャワー、水圧良し、ボディソーブ備え付け、トイレットペーパー有り、エアコンが効き過ぎ寒い、電源1個あり、パン・コーヒーの朝食付き、無料WiFi(部屋でも使える、下り1メガ以下、上り1メガ以下)、シーツ清潔、45リットルバックパックが入る無料ロッカー有り
↑宿はこの通り沿いにある。
8人部屋の写真。エアコンが効き、2段ベッドの下を確保する。5ベッド以上が空いていた。バス・トイレともに綺麗で問題なし。ホステル内はクマをモチーフにぬいぐるみやポスターがある。空いているのは、周辺よりも価格が高いからかもしれない。
↑1階フロントと共用キッチン。
荷物を片づけ、夜のシンガポールを歩いてみる。
東南アジアの綺麗な場所を見てきたが、見てきた街の美しさが高いレベルでシンガポールにも建築されており、さらにライトアップまでされるているため、東南アジアの建築美の集大成だと感じた。デジカメが不調になったため、iPodでの写真のため不鮮明になってしまったのは容赦いただきたい。
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