【輸入車購入】失敗しないためのチェックポイントを徹底解説!

yunyusya 暇つぶし

輸入車のスタイリッシュなデザイン、上質な乗り心地、そして何より所有する喜び。輸入車には国産車にはない魅力がたくさんあります。

一方で、「故障する」「維持費が高い」というのは本当です。経年が古く、安い輸入車は買わないほうが良いです。

そこで今回は、あなたが後悔しない輸入車選びができるよう、購入前に必ず確認すべきチェックポイントをまとめました。このポイントのおかげなのか、私は一度も輸入車で不具合に遭遇したことがありません。

電話や来店で確認すべきこと、そして実車を見る際のポイントまで、具体的に解説していきます。この記事を参考に、あなたの理想の輸入車を見つけてください。

購入前の電話・来店で必ず確認すべきポイントリスト

お店に足を運ぶ前に、まずは電話で問い合わせておくべき項目があります。これにより、お店の対応や車両の状態について、事前に多くの情報を得られます。

1. 【履歴・状態関連】

  • 品質評価証の確認: 中古車の場合、第三者機関による品質評価証があるかを確認しましょう。これにより、修復歴の有無や車両の状態を客観的に把握できます。
  • 車内の匂い確認: ビデオ会議で確認するときは、車内の匂いが無臭か、何かの匂いがしないか確認します。エアコンも最大にしてもらい、匂いを確認してもらいます。変な匂いは、乗るたびに感じるので多大なストレスになります。
  • 整備記録(点検記録簿)は揃っているか: これが最も重要と言っても過言ではありません。いつ、どこで、どのような整備が行われてきたかが分かれば、その車の使われ方やメンテナンス状況が把握できます。正規ディーラーでの整備記録が揃っていると、より安心です。
  • 何人目のオーナーか: オーナーが多いほど、車の扱われ方が多様である可能性や、内装の汚れ具合なども気になるポイントです。

2. 【車検整備に含まれる内容】

輸入車は部品代や工賃が高く、国産の2~3倍は当たり前です。国産車で経験していて5万円くらいだろうなと思っても倍以上は必ずします。

購入時の整備内容がどこまで含まれるか、具体的に確認することが重要です。特にディーラー系列の中古車販売店では、以下の消耗品は総額表示内で対応してもらえます。

ネクステージやガリバーなどでは別費用になり、その費用が何十万になりがちです。

  • 車検整備で交換予定の部品の内容: 具体的にどのような部品を交換するのか、明細を提示してもらいましょう。
  • オイル、エレメント: 交換予定かどうか。
  • ブレーキパッド(前後): 残量がどれくらいで、交換予定があるか。ブレーキ関連は安全に直結するため、しっかり確認が必要です。
  • バッテリー: 状態はどうか、交換予定はあるか。輸入車のバッテリーは高価な場合が多く、突然のトラブルにもつながりやすい部品です。
  • ワイパー・クーラント・エアコンフィルター等の消耗品: これらの消耗品も交換対象に含まれるか確認しましょう。
  • 「どこまでを無料で整備範囲に含むのか」: これが最も重要です。例えば、リベラーラ(ガリバー系列の輸入車専門店)のように、上記の消耗品交換で16.5万円(最も安いケース)の見積もりになるケースもあります。購入後に思わぬ追加費用が発生しないよう、明確にしてもらいましょう。

3. 【電装系・故障関連】

輸入車は特に電装系のトラブルが多いと言われることがあります。購入前に念入りにチェックしましょう。

  • ナビ・カメラ・パワーウィンドウ・シートヒーターなどの動作確認: 販売店で動作確認が済んでいるかを確認してください。できれば、来店時にご自身でも操作して確認することをおすすめします。窓が動かない、ワイパーがおかしいはよくあります。
  • エラーログなどの診断チェックは販売前に実施しているか: 専用診断機でエラーログをチェックし、問題がないことを確認しているか尋ねましょう。
  • 過去に不具合があった箇所があるか(修理履歴): 過去に修理した箇所があれば、その内容と原因を詳しく聞くことで、その車の特性や注意すべき点が分かります。

4. 【保証】

万が一の故障に備えて、保証内容は非常に重要です。

  • 無料でつく保証の期間と範囲: 電装系やエアコンなど、輸入車でトラブルが起きやすい箇所が含まれているか必ず確認しましょう。
  • 有料延長保証がある場合、価格とカバー範囲: 長く乗りたいのであれば、有料の延長保証も検討の価値があります。費用対効果をしっかり見極めましょう。

5. 【価格・諸費用】

最終的な支払い総額を明確にすることで、後からのトラブルを防ぎます。

  • 支払総額(本体+諸費用)とその内訳: 不明瞭な費用がないか、一つ一つ確認し、納得できるまで質問しましょう。
  • ボディコーティングや保証延長などが自動で入っていないか: 必要ないオプションが勝手に追加されていないか確認し、必要なら削除してもらいましょう。

店頭で見るべき実車ポイント

実際に車両を見に行く際は、以下の点に注目して、ご自身の目で状態を確かめてください。

  • タイヤの溝・ひび割れ: タイヤの残り溝が十分か、ひび割れがないかを確認しましょう。輸入車のタイヤは国産車よりも高価なことが多いため、交換時期が近い場合は大きな出費になります。
  • シートの擦れ、内装の傷: 特に革シートは擦れやすいため、使用感が強く出ていないか確認しましょう。内装の傷や汚れは、前のオーナーの車の扱い方を推測する手がかりにもなります。
  • エンジンルームのオイル漏れ跡: エンジンルームを覗き込み、オイルが滲んでいる箇所がないか確認しましょう。これは大きな修理につながる可能性があるサインです。2000年代以前の車種は気にする項目です。
  • 試乗可能ならハンドルのブレや変速ショック: 可能であれば試乗させてもらい、走行中の異音やハンドルのブレ、AT車の変速時のショックがないかなどを確認してください。実際に運転してみるのが一番、車の状態を把握できます。

輸入車選びは、これらのチェックポイントをしっかり押さえることで、グッとリスクを減らすことができます。憧れの輸入車を手に入れて、素敵なカーライフを送ってくださいね。

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