中古のハリアーPHEV Z、497万円。買うべきか迷う理由

【車】

先日、ハリアーPHEV Z(中古車)の見積もりを取りました。

販売店はウエインズトヨタ神奈川。

車両は2024年式・走行距離わずか4,000kmのほぼ新車に近い状態でした。色はプラチナホワイトパールマイカ、4WD、装備も充実していて、T-Connectナビやパノラミックビューモニター、ETC、本革シートなど、文句のつけようがない構成です。

いま購入する車を迷っています。

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総額約497万円。中古とはいえ高い

見積もり上の支払総額は4,971,110円
車両価格が4,850,000円、諸費用が117,960円。
新車感覚で乗れるとはいえ、決して安い買い物ではありません。

クレジット払いのシミュレーションもあり、実質年率7%、60回払いで総支払額は約590万円
毎月98,400円の支払い。

数字を見ただけで少し尻込みしてしまいます。もちろん頭金ゼロでの試算とはいえ、PHEVを中古で買うメリットがどこまであるのか、正直なところ判断に迷います。

車両の状態と装備は理想的

2024年登録、走行4,000km。車検も2027年8月まで残っており、修復歴なし。保証も基本1年+延長2年で、走行距離無制限のロングラン保証付き。

つまり「中古」というよりも登録済み未使用車に近い中古です。内装も外装もほぼ新品レベルだろうと想像できます。

ポイント: トヨタのロングラン保証は全国ディーラーで対応可能。中古でも正規保証を受けられる安心感があります。

PHEVとしての魅力と懸念

ハリアーPHEVは、EV走行距離が約93km(WLTC)と、日常使いではほとんどガソリンを使わないレベル。
今乗っているアウトランダーPHEVと同じように、3ヶ月に一度の給油ペースでも成立しそうです。
しかもE-Four(電動4WD)による走行安定性も魅力的。

ただし、ハリアーPHEVは急速充電に非対応。これは地味に気になる点です。
自宅充電中心の生活なら問題ありませんが、長距離ドライブ時の選択肢が限られるのはやや不便。
アウトランダーが急速対応だっただけに、「一歩後退」した感覚もあります。

価格と価値のバランス

ハリアーPHEVの新車価格はおおよそ620万円前後。
そう考えると、走行4,000km・保証付き・状態良好の個体を497万円で買えるのは、理屈としては悪くない。

サンルーフがない点が、買うかどうかの分岐点だと感じています。

感情としては欲しい。でも一歩引いて考える。

正直に言えば、欲しい。
デザイン、装備、静粛性、トヨタの信頼性。どれを取っても魅力的です。
実車を見に行けば、そのまま契約してしまいそうなレベル。
でも、冷静に考えると、毎月10万円の支払いと引き換えに、今のアウトランダーPHEV以上の満足が得られるかどうかは微妙です。

アウトランダーが故障もなく快適に走っている今、焦って買い替える理由もない。
むしろ、もう少し市場が落ち着き、中古価格がこなれてきてからでも遅くはないのではないかと思い始めています。

理想と現実の間で揺れる

ハリアーPHEV Z、中古価格497万円。
理想的な装備と走行距離、完璧な見た目。
しかし、実際に手を出すには価格と用途の釣り合いが気になる。

アウトランダーがまだ完調である以上、「買い替えのタイミング」はもう少し後でもいいのかもしれません。

それでも、トヨタのPHEVとしての完成度を考えると、この車は確実に気になる存在です。

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