【リカバリーウェア】メディヒールのルームトレーナーを買ってわかった「上だけ暖かい」の落とし穴

暇つぶし

いま話題のメディヒール(MEDIHEAL)ルームトレーナーをワークマンで購入しました。

価格は税込2,300円。評判どおり、着た瞬間からじんわり温かく、「これで2,000円台?」と思うほどコスパの高いウェアです。ただ、着て1週間過ごしてみて分かったのは、「上だけ買うと下が寒い」という意外な落とし穴でした。

肝心の疲れが取れるかどうか、はよくわからないのですが、温かいことだけは確かです。

購入の経緯とラインナップ

購入場所はワークマン。棚にはフリース素材のルームトレーナー(2,300円)パイル素材の薄手タイプ(1,900円)の2種類が並んでいました。

  • フリース素材:厚手でふんわり、明らかに暖かそう。
  • パイル素材:タオル地のように薄く、肌触りは良いが冬場は寒そう。

どうせなら差額400円で厚手を選ぼうと判断。結果、正解でした。生地はしっかりしており、着た瞬間からふわっと包まれるような暖かさ。寝起きの冷気も上半身にはほとんど感じません。

上下セットのはずが「上だけ」しかない

ルームトレーナーは本来、上下セット販売。しかし、私が訪れた店舗では上だけしか在庫がなく、パンツはすでに売り切れ。人気商品らしく、SNSでも「下がどこにもない」という声が多く上がっています。

上だけ購入して1週間ほど使用してみたところ、予想外のことが起きました。寝るときや朝方になると、下半身にだけ冷えを感じるのです。上は快適そのもの。むしろ熱がこもるくらい暖かい。けれど、下半身は通常のスウェットでは保温が追いつかず、体温のアンバランスを感じました。

なぜ「下だけ寒い」現象が起きるのか

この差には、素材と構造の違いが関係しています。

  • 上のフリースは裏起毛+保温構造で、体温を逃しにくい。
  • 一方、下半身は通常の綿素材のスウェットやルームパンツで、断熱性が低い。
  • 結果として、上半身の熱はキープされるが、下半身だけ冷気を感じやすくなる。

暖房の効きが悪い部屋や床冷えしやすい部屋では、この差が顕著になります。寝るときに「足先が冷えて眠れない」という人は、まさにこのパターンに当てはまります。

パイル素材を選ばなかった理由

店頭で触ってみたパイル素材タイプ(1,900円)は、確かに軽くて柔らかい印象でした。ただ、タオル地に近く、通気性は良いものの、保温性は低そう。秋口や春先ならちょうど良いかもしれませんが、真冬に着るには少し心許ない。結果的にフリース素材を選んだのは正解だったと感じています。

豆知識: メディヒールのルームウェアシリーズは、もともと着るリカバリーウェアとして話題になりました。体温を利用して遠赤外線を反射する特殊素材を採用しており、温熱効果で血行促進が期待できると言われています。

使ってみて感じたメリットと注意点

◎良かった点

  • 着た瞬間から温かく、軽い。
  • 肌触りが柔らかく、部屋着・寝巻きどちらにも使える。
  • 2300円とは思えないクオリティで、コスパが非常に高い。

△注意したい点

  • 上下揃わないと保温バランスが崩れる。
  • 人気商品ゆえに、下(パンツ)が手に入りにくい。
  • 裏起毛素材は洗濯後の乾燥にやや時間がかかる。

快適に過ごすためのコツ

  • できれば上下セットで揃える(下が入荷していない場合は、他ブランドの裏起毛パンツで代用)。
  • 床冷え防止にスリッパやフロアマットを併用する。
  • 夜間は靴下・レッグウォーマーで下半身を補強する。

リカバリーウェアは良かった

メディヒールのルームトレーナーは、2300円とは思えない暖かさと着心地で、確かに「話題になるのも納得」です。ただし、上だけ買うと下の冷えに悩む可能性が高い。上下セット、あるいは下半身の防寒対策を忘れずに行うのがポイントです。

コストパフォーマンス、快適性、デザイン、どれをとっても冬の部屋着として優秀。寒い季節を乗り切る相棒として、見つけたら即購入しておいて損はありません。

ただ、血行促進や疲労回復に期待をしてもあまり効果は感じないと思います。

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