名古屋に行ったとき、必ず寄るのが須ヶ口駅近くの「あつたや」。

気づけば20年ほど通っている。
最初に食べたときの衝撃はいまだに忘れられないし、今でも「ああ、やっぱりここが一番だ」と思わせてくれる。今回は久しぶりに上味噌カツ定食(1,400円ほど)と唐揚げ(400円ほど)を注文した。
あつたやの味噌カツ、その魅力

とんかつは揚げたての衣がサクッと軽快に弾け、肉はジューシーで歯切れがいい。そこに絡む味噌ダレが本当に絶妙で、甘さとコクのバランスが他と違う。
単なる甘辛ではなく、味噌そのものの発酵の香りや焦げのような深みがあって、ご飯と合わさると完璧な一口になる。
白米にタレを少し垂らして、その上にカツをのせて食べる瞬間は、20年通っていても「これぞ名古屋の味」と改めて感動してしまう。

唐揚げも脇役に収まらない存在感だ。外はカリッと香ばしく、中は熱々でジューシー。味噌カツの濃厚さを邪魔せず、それでいて食欲を加速させる。店の雰囲気は昔ながらで落ち着いていて、肩肘張らずに食事を楽しめる。
駅近という利便性も含めて、あつたやは地元に愛され続ける店という言葉がぴったりだ。昔聞いたことがあるが、100年くらい営業をしているらしい。
フォルツァホテルの便利さと、少しの悩み

一方で、宿泊はいつものフォルツァホテル名古屋栄にした。
栄の中心部に近く、観光や買い物に便利で、部屋も清潔。これまでは安心して選べる定宿だったが、最近はインバウンド客が急増しており、チェックインや朝食会場で混雑を感じるようになった。

便利さは変わらないものの、落ち着いて過ごしたいときには少し不便に感じてしまうのが正直なところだ。
次回の名古屋旅に向けて

次回は名古屋東急ホテルやホテルビスタ名古屋錦など、同じエリアで静かさを求められる宿も検討してみたい。
食事は変わらずあつたやに決めているが、宿泊先はアップデートしてみる価値がありそうだ。


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