2013年5月13日(月)
1リンギット=34円、下部に地図を掲載している。
少しばかりケガが癒えてきたので、バイクを再び借りる。徒歩圏内は気に入っている食べるところがないので、バイクに乗ることを心待ちにしていた。
125CCを22.5リンギットで4日借りる。計90リンギット。インド人経営の本業は古本屋さんの店で借りた。チュリア通り(地図上ではLEBUH CHULIA)の北側にある。
↑ホンダの125CC。新しいのでブレーキの効きが強い。ギアもスムーズで心地良い。
歩行をしなくなったためか、意識が冴えない。歩かなくなると体全体で生きることへの希望を見失ってしまうかのように感じる。
部屋にじっとして、寝たり起きたりを繰り返す。動くことを好むので、こういった日は堪らない気持ちになる。
なんとなく孤独を考えていた。いつも運命かのように孤独になる。母親から聞いたが、どうやら水星人(細木数子占星術より)の運命だということだ。母親も同じく水星人で孤独な人だったが、子どもの頃から見ていて異質なこととは感じなかった。しかし、社会に出るに連れ、孤独だということを知った。皆は思いの外、たくさんの人との関わりがあり、毎日毎月を交流を通して暮らしていた。私にはそれが非常に希薄であり、皆無といってもよかった。
「運命のように」と冒頭で書いたが、やはり違うかもしれない。私が孤独を本質的に求めている傾向がある。どれだけ賑やかな場所に行っても、どれだけ交流を持っても、絶対的な孤独になりたくなってしまう。
この前提を持って、私は孤独を考えていた。かつては人渦に羨望することも多かったが、この歳になり興味を失ってしまった。ただ人の役に立ち、迷惑をかけず生きていければ悔いのない人生だと考えるようになった。そう考えるうちに、絶対的な孤独に向けて海外に旅に出たのだと気づいた。
夜になり、夕食を食べに出かける。まずはマクドナルドへ。ダブルチーズバーガーセットが食べたかった。8リンギット(260円くらい)で食べられるのが嬉しい。
次にせん頭街(せん頭街の「せん」は「氵」に「山」と書く。)に向かう。ここは地元の屋台で賑わう場所だ。チャーハン5リンギットをいただく。
↑写真中央に映るのが、今回の店。人気の店の一つだ。
つぎに夜景の海辺に向かう。地図上では「海沿いのフードコート」と記している。デザートを食べるためだ。
↑見た目は受け入れらないかもしれない。AIS KACANG(かき氷)4リンギット。味は、薬草の味が強く甘い。薬草の味なので、味も受け入れらないかもしれない。
↑電飾が眩しい。
この海辺は夜風が気持よく、熱帯特有の湿っぽさもなかった。遠く対岸のバタワースの夜景を見つめ、周囲の地元民と同じくただ黙って浜辺に腰を据える。
夜のライトはオレンジに街を染め、人々の動きは夢のような錯覚さえ起こさせる。
ペナン島について
地図上では狭い範囲に思えるかもしれないが、今日行ったところは歩くと4キロくらいは軽くあるので注意してほしい。
より大きな地図で ペナン島について 2013年5月現在 を表示
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