2013年11月11日(月)
10ペソ=76円
朝食を食べて、屋上の窓際に座って、コーヒーを飲みながら、外を見る。
↑屋上からの風景。
風が吹けば涼しい。
ぼんやりしながら、次はなにをしようか考えている。
新規クレジットカードがカンクンに送付されるのを待っているだけの日々なので、暇な時間に何かしなければならないという焦燥感がまとわりつく。
しかし、現実はなにもできずにただ日々をいたずらに空費している。
スペイン語の自主学習、カンクン探索、ビーチで水泳、イスラムへーレスに行くの4つがやるべきことだろう。
24時間しかない。日中に限定すれば半分しか活動時間がない。ただ前を向いて、淡々とこなすだけでいいはずなのに、できない。
過去ばかり考えている。どうにもならないことだとよく思う。
未来志向の人に惹かれる。なぜ、今や過去ではなく、未来をずっと見て、そのことばかりを考えて、人に話すのか。
寂しい曲がBGMで流れてきた。求めていたのは自由で、それを謳歌している今は幸せだ。
サラリーマン時代は仕事ばかりしていた。いつも最後まで仕事をしている側の人間だった。仕事が好きだったと心底言える。出世して、最年少で役員まで昇格した。
役員会議にも出席するようになり、役員は無能の集まりであったことに愕然とした。気づけば目標となる人がいなくなっていた。
自分の実力はいかほどだろうと考え始めた。何も肩書きのない人間に戻りたいと思うようになる。
なんとなく、世界一周。最初は、そんなつもりは全くなかった。英語能力にもう少し磨きがかかればいいとしか思っていなかったが、それが留学ではなく世界一周に変わった。
何事も始めてみれば大したことはない。
旅の終りを迎えたら、来年は起業をして笑顔を作る仕事をしたいと思う。
仕事をして、人の笑顔を見るのが好きだった。これが仕事ばかりしていた理由だ。
わからないことに恐れが出るけれど、始めてみれば大したことはないとたくさんの経験が教えてくれる。
昔よりは一歩を踏み出す足取りが軽い。
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