2014年1月21日(火)
1ボリビアーノ=15円
朝8時に、朝ごはんを食べる。
デスロードツアーの迎えが40分遅れてやって来る。
バンに乗り込み、10時30分ごろに4670メートルの山の上に着く。
周りの山には積雪がある。
↑頂上の風景。
↑4670メートルと書いてある。
ここから自転車で下って行く。
上下の防護服、ヘルメット、肘当て、膝当てという完全な装備で下る。
初めはこの装備は過保護だろうと思っていた。
準備が完了し、軽く説明を受ける。
最初、1時間くらいはアスファルトを下る。
そして、次にデスロードと呼ばれるオフロードに入る。
全行程は60キロくらいで4時間半かけて下って行く。
早速下り始める。
10分くらいしてすぐに休憩ポイントになる。
自転車の調子や慣れをここで確認される。
休憩ポイントは崖だが、7年前にここからバスが落ちて60名が亡くなったと説明があった。
下にバスの残骸が確かに見える。
↑この崖の下を見るとバスの残骸がある。
ここから一気に下り続けた。
アスファルトなので結構スピードが出る。
ギアを一番速くして、さらに漕ぐとかなり速い。
↑下り始めは、みんなが慎重。
トンネル前で休憩があった。
下るに連れて気温が上がってくる。
最初は寒かったが、今は暑い。
次に検問所を超えて、しばらくするとトイレ休憩になった。
なぜか自転車がバンの上にしまわれ、バンに再び乗る。
オフロードの場所までバンに運ばれた。
ここまでは登り坂だったので、自転車がしまわれた理由がわかった。
先に感想だけを言うと、オフロードを下るのは結構危なかった。
3時間はブレーキを握る握力が必要で、ゴロゴロした石の上を走り抜けるのでバランス感覚が問われる。
もし転んだりすると、本当に崖から落ちてしまいデスロードの名前の通りになる。
道は車一台分の幅しかない。
ゆっくり走れば問題ないが、坂は急なので勝手に速くなる。
今回の参加者は誰もケガをしなかったが、高い割合でコケる人が多く、ひどいケガもすると聞いた。
初め、過保護な装備だと思っていたが、オフロードを下る際には必要なものだと感じた。
これだけの装備をしていても転べばひどいケガをするか、崖から落ちてしまう。
参加する人は、運動神経に自信がなければやめておいたほうが無難だと思う。
オフロードを下り始める。
自転車をさらに漕いで、スピードをつける。
大きめの石を踏むとバウンドして危ないので避けながら行く。
↑オフロードの最初は霧で前が見えなかった。
オフロードを速いスピードで下るのはアスファルトを下るよりも面白かった。
くぼみや大きな石がないか路面状況を読み、適切にブレーキをかけ、カーブは膨らまないように進み、後輪が滑ったらグリップするように戻した。
アスファルトよりも圧倒的にやらなければならないことが多く、感覚を研ぎ澄まさないと速いスピードで駆け下りれない。
↑下っていく山道。
余裕がででくると、山の景色を眺めた。
4000メートル級の山の間を駆け下りているので、谷は深く山々の連なりがとても美しかった。
↑絶景スポットが待っている。
途中、何回も休憩がある。
10回くらいは休憩し、写真を撮った。
2000メートルくらいで気温はかなり高くなる。
あまりに暑いので、上の防護服を脱いだ。
↑休憩で供されたパンとコーラ。
下り道の途中では滝の下を通ることや、川の中を進むこともあり、服や靴はかなり濡れる。
↑滝が落ちる箇所がいくつかある。
1500メートルで検問がある。
ここで入山料25ボリビアーノを支払う。
↑赤い線がデスロードと呼ばれる道。
ここからさらに25分ほど下るとゴールになる。
ゴールすると力が抜けた。
度重なるバウンドでお尻にはアザが出来ている。
握力の使いすぎで両手が痛い。
14時ごろにゴールしたと思う。
ゴールして装備を脱ぎ、バンに乗り込み、シャワーや昼ごはんを食べる施設に行く。
まずはシャワーを浴びた。
石鹸とタオルは支給される。
冷水しか出なかったが、温水の出るシャワーもあったらしい。確認していない。
次に昼ごはん。
ビュッフェだが、種類は少ない。
山奥なので文句はない。
野菜がたくさん取れたのが良かった。
↑ランチ。
食後、施設で休む。
16時に施設を出て、ラパスに帰る。
車で3時間。
来た道を登って行く。
車から見る風景はとても綺麗だった。
↑帰りに撮影した山。
↑アルパカがたくさんいる。雲が幻想的。
19時にラパスに着き、店舗で記念のTシャツと記念写真の入ったCDをもらった。
宿に帰り、夕飯を食べにファストフードに行く。
とても混んでいて食べるまでに30分もかかった。
宿に帰り、シャワーを浴びてすぐに寝た。
ラパス周辺情報 2014年1月時点
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