20130924【ベネツィア】水の都をそこかしこ歩く

イタリア

2013年9月24日(火)

1ユーロ=132円
ベネツィア周辺の地図はページ下部に記載

 

昨夜ベネツィアを歩いたが、かなり大きい街だった。3時間歩いても回りきれなかったので、本格的に今日はいろいろと周ってみる。

 

朝7時に起きて朝ごはんを食べる。パンにチーズとハムを挟んだものを2つ食べる。コーヒーとジュースを飲む。この宿の朝食は有料で3.5ユーロする。

 

外で食べてもいいが、ベネツィアでは3.5ユーロではなにも食べられない。結局、宿で食べるのが一番安くつく。スーパーですら、3.5ユーロでは大したものが買えない、コーラとまずそうなサンドイッチを買えるくらいだ。
 
9時半に宿を出て、水上バスに乗り、サンマルコ広場に向かう。

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↑宿の前の景色。

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↑水上バスに乗り、島を写す。 

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↑水上バスに乗り島を写す2。

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↑教会が影になっている。

 
その近くにあるドゥカーレ宮殿に行く。入場料16ユーロ(何故か看板には20ユーロ)と書いてある。この観光施設は、宮殿と監獄が見れるという特異な場所だ。絢爛な宮殿から廊下を渡ると監獄がある。なぜこのような構造なのかはわからない、貴族王族が住む建物と監獄が廊下で繋がっているのである。

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↑ため息の橋。宮殿と監獄をつないでいる。

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↑宮殿の入り口。 

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↑チケットは16ユーロ。 

 
まずは宮殿内を周る。三階建てで最上階にとても大きなパーティ会場が2つある。なんというのだろう、舞踏会場かもしれない。部屋は壁画が並び、縁取るように彫刻がなされている。すでに幾つかの宮殿は見ているので、驚きは少ない。他の宮殿と比べると、太陽光による退色で壁画の鮮やかさが失われてしまっているのが残念であった。往時の鮮やかさはいかほどであったろう。
次に楽しみにしていた監獄へ行く。ため息の橋という渡り廊下を渡ると突然無骨で不気味な建物に変わる。窓にはサビのある鉄格子が二重にあり、牢獄も鉄格子に囲まれている。鉄格子を握って揺さぶるがビクともしない。こちらも三階建てで一階にはトイレか水浴び場かわからないが、そのような部屋があった。展示室には囚人が書いた壁の落書きがある。なにか悪言などが書かれているのだろうが読めない。絵は幼児が書くような絵だった。大人になると逆に書けないような絵だ。
宮殿と監獄をじっくり見て、1時間半くらいは過ごした。

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↑宮殿内部の庭。

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↑階段を登り、宮殿内部に入っていく。

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↑階段の天井装飾がすごい。f:id:hourou_world:20130924100205j:plain

↑彫刻と絵画が一体となっている。 

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↑この絵と彫刻が一体となっているのはなかなかない。

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↑どんどん彫り物が豪華になっていく。

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↑宮殿から外を眺める。

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↑宮殿の3階から。

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↑ため息の橋の内部。豪華が急になくなる。

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↑ため息の橋から河を写す。

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↑監獄の鉄格子。

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↑監獄の廊下。狭い。

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↑2重の鉄格子。かつて1人だけ脱獄した人がいたと聞いた。

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↑監獄内。

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↑監獄内のベッド。

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↑風呂かトイレだと思う。

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↑ため息の橋から外を写す。

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↑宮殿に展示してある美術品が怖い。狂気を感じる。

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↑宮殿内部。

 

次にサンマルコ聖堂に入ろうとしたが、とんでもない行列のため諦めた。200人以上は並んでいた。
 
サンマルコ広場を抜けて、ベネツィアの真ん中を通る運河を見に行く。昨夜は夜の運河を見た。特に感ずるところはなかった。

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↑ブランドの店が多くある通り。

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↑とある教会の内部。

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↑ゴンドラ。たくさんの観光客が乗っていた。

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↑とある店に飾ってあったもの。

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↑狭い水路をゴンドラがいく。

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↑意図がわからない。

 
乗り放題チケットを持っているので、水上バスに乗り、リアルト橋の下をくぐることにする。当たり前だが、特に感ずるところはなかった。しいていえば、たくさんの船とゴンドラが行き交うので衝突事故が起きそうなのに、手練れの技で切り抜けて行く。水上での慣性の動きを完全にコントロールしていることは驚嘆である。

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↑ベネツィアの真ん中を流れる運河。

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↑リアルト橋。

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↑リアルト橋をくぐる。

 
リアルト橋をくぐり、ベネツィアサンタルチア駅で降りた。ここから歩いて、またサンマルコ広場を目指す。昨日は外周部を歩いたので、内周部を歩く。

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↑ベネツィアの街の内部。

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↑ゴンドラが良い情景を生んでいる。

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↑通りは狭いが活況。

 

駅前にある橋を渡り、駅から見える聖堂を横切り、脇道から内部へと入った。
ベネツィアは迷路だ。地図がなければ観光客はすぐに迷子になる。しかし迷路内はいろんな店が並び、美しい風景を作り出してもいるので、大人が楽しめる巨大迷路だと思う。
 
フラーリ聖堂に着く。内部は有名な絵があるらしいが、入場料3ユーロなので、入口に入っただけですぐに出た。
 
次にリアルト橋を目指して歩く。リアルト橋周辺は観光客がとても多い。多分スリも多いので気をつけて欲しい。

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↑リアルト橋の上から撮影。

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↑リアルト橋から河を眺める。

 
リアルト橋近くの水上バスに乗り場から、一番バスに乗りサルーテ聖堂を目指す。降り場はSaluteだ。
 
サルーテ聖堂につくが、中には入れなかった。残念に思いながら、眺めの良い島の端に行く。

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↑サルーテ聖堂は入れなかった。

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↑サルーテ聖堂前のバス乗り場にて。

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↑かもめがフラフラ。

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↑島の先端から撮影。左にサンマルコ広場が見える。

 
また水上バスに乗り、中心部から離れたGiardiniというところに行く。ここからは、ベネツィアの中心部を眺めることができた。
 
すぐにまた水上バスに乗り、サンマルコ広場に帰ってきた。サンマルコ聖堂はまだ行列だったので、諦めて宿に帰る。

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↑宿の前から撮影。

  

17時過ぎに再び宿を出て、サンジョルジオ教会の塔に登る、有料で6ユーロ。夕日をみようと思ったがまだ陽は高かった。夏場は19時に閉まるので、もう少しギリギリにいっても良かった。冬場は17時位で閉まってしまう。

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↑教会内部。

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↑観光客がほぼいない。

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↑夕陽が差し込む聖堂。

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↑塔に登り撮影。左側の島が宿泊している島。

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↑サンマルコ広場を撮影。右の建物がドゥカーレ宮殿。

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↑塔にある鐘。長居すると鳴り響くので、びっくりする。

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↑塔の上から撮影。

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↑帰りの船から撮影。

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↑今日も日が沈む。

 

宿に帰り、夕飯にチキンバーガーとポテトを頼む6ユーロ。外では夕食は13ユーロ位払わないと食べられないので、宿の方が安くつく。

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↑このバーガーが大きくて満足の逸品。

 
シャワーを浴びて、水圧がもっとあればな尚良いのにと思いながら出て、寝る。

 

ベネツィア周辺情報 2013年9月時点
赤いベッドマークがスタート、紫の線が本日のルート。地図を拡大したりして見てください。


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